梅雨の「秒速5センチメートル」ロケ地補完計画 [はるばる来たねロケ地巡り(秒速5センチメートル)]
桜の時期に続いて、再び東京へ行くことが出来たので、
「秒速5センチメートル」未訪問ロケ地へ行って参りました。
と言っても、主要なロケ地はほぼ行き尽くしてしまったので、
今回は本編にほんの一部登場したシーンが中心となりました。どうぞご覧ください。
防衛省があることで有名な、中央線の市ヶ谷駅で下車
羽後町で行われた「かがり美少女イラストコンテスト」からの帰路、
山形新幹線で東京に着いた後、実家のある高円寺まで、途中下車しながらロケ地を撮影。
まずは市ヶ谷駅から。小雨の降る中でしたが、ここのロケ地は駅からすぐ近くなので、
傘も差さずにサクッと撮影。当時洞爺湖サミット前で厳戒態勢(本当にあちこちに制服警官の
姿が見られました)だったのと、近くに防衛省があるので、カメラを持っていて怪しまれないか
ビクビクしながらの撮影でした。どうしても夜に撮りたかったので。
第3話「秒速5センチメートル」の山崎まさよしPV中で登場しました(1秒もないかも)、
他のロケ地を探している中で偶然知りました
すぐに中央線で移動し、混み合う新宿駅へ。
市ヶ谷は各停しか停まりませんが、新宿で降りるホームがそのままロケ地なので便利です。
と思っていたら、実はとなりのホーム(13・14番ホーム)が本当のロケ地だったようです。残念。
風景が酷似していたので気がつきませんでした。第3話で貴樹が通勤電車から降りたシーンです。
ものすごく人の多い15・16番ホーム、劇中のような深夜に撮りに来た方が良いです
続いて第1話「桜花抄」で貴樹が駆け下りた、小田急線ホームから
JR西口改札へとつながる階段。ここも何度も来ているのですが、撮り漏れていました。
広告が掛け替えになった以外はほぼそのままです、ここも通る人が多いので、後ろをよく
確認してから撮るようにしましょう(急いでいる人がどんどんぶつかってきます)
この日は疲れていたのでここまで。
実家でゆっくり休み、次の日は再び新宿へと向かいました。
12時過ぎの新幹線で京都に戻る予定にしていたので、中央線から外れたロケ地は
泣く泣くパス。また次に東京へ行ったときに撮影するとしましょう。
まずは中央東口を出たところにあるロケ地から。
ここも第3話のPVで一瞬だけ登場しました。看板とドコモタワーを目印に探し当てました。
雪の舞う中、当てもなく街をさまよう貴樹が見上げた光景です。
「国際劇場」と「セントラルホテル東京」が目印、角度を少し間違えたので
ドコモタワーは入りませんでした(夜に来た方が良かったと後悔)、新海監督のロケハンのあと
電線が地中化されたようで、何だかすっきりとした街並みになっていました
続いて何度も通い詰めたサザンテラスへ。
ここでもPVに登場したシーンを中心に撮影しました。
まずはタカシマヤタイムズスクエアから続く、連絡橋「イーストデッキ」からの風景。
最初同じ風景がどうしても撮れないので迷いましたが、ビルの形状などから
当たりをつけて撮影。帰ってから写真を反転させてようやく判明しました。
手前が紀伊國屋書店・新宿南店、奥が劇中に何度も登場するドコモタワーです
次はイーストデッキを渡りきり、クリスピークリームドーナツ(この日も平日の朝なのに
20分待ちの行列が出来ていました)の横を抜け、JR東日本本社ビル横の階段から。
明里が婚約者と待ち合わせ、ウエストデッキ方面へと消えていったシーンのロケ地です。
貴樹と自分を重ねあわせていた男性諸君が、もっとも悲しみに包まれたシーンです。
何度も通っていたところでしたが、ようやく発見しました、夜だとなかなか
発見が難しいかもしれませんね(次は夜に撮影したいと思います)
この頃貴樹は、同じ空の下、一人街をさまよっていました
新宿で予想以上に時間を食ったので、急いで東京駅へと向かいます。
その前にもう一カ所だけ途中下車。PVで一瞬だけ登場した神田駅のホームへ。
駅の外へ出なくていいので、時間も電車賃も浮いて助かりました。
中央線の発着する5・6番ホームから階段を通ってとなりの3・4番ホームへ。
そこから見た1・2番ホームがロケ地です。
京浜東北線の「蒲田」という行き先表示と、のりかえ掲示板が決め手になりました、
ただ10~15時は京浜東北線は全列車が通過、まったく同じシーンは
通勤時間帯に撮るしかないようです
新幹線発車30分ほど前に、無事東京駅に到着。
ここもいくつかロケ地があるのですが、この日は時間がないので確実なところを
撮ることにしました。東京駅5・6番ホームです。
駅名標と「アロンアルファ」の広告、奥に見える東海道線のE231系が目印です、
ただ新海監督はとなりの3・4番ホームから撮られたようです
仕事が忙しくなり、以前ほど東京に足を運べなくなりましたが、
これからも自分のペースで新海監督作品のロケ地を追いかけていきたいと思います。
次回からはいよいよ「かがり美少女イラストコンテスト」への旅の模様をお送りします。
おたのしみに。
どの場面にも情感あり、
いつも見ている風景がこんな風に描かれているなんて
新海監督って凄いと思った。
by 調布のおじ (2008-07-22 22:49)