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お待たせしました~真綾さんに会いに川口へ行く 寝台特急「北陸」後編 [歩いて撮ろう(鉄道編)]

列車が走り出してから、持ってきていたラジオを見て、
真綾さんの「I.D.night flight」聴くの忘れてたのを思い出しました(泣)
東京圏では大阪より始まるの早いんですね。
「北陸」をカメラに収めるのに夢中でした。

京都からはるばる持ってきたのに・・・

列車はたくさんの通勤形電車と併走しながら、
関東平野を北に向けて走っていきます。夜景を眺めたかったので、
カーテンを閉めずにいたら、向かいの電車に座ってる人と目線があうんですよ(笑)。

発車後すぐに車掌さんが回ってこられました。
明日の朝早いので、乗客が眠ってしまう前に検札しなければいけません。
なかなかお忙しそうでした。2号車のボディに描いてあった、シャワーを浴びたかったので、
車掌さんからシャワーカード(310円)を購入。混み合う前に、シャワー室へと急ぎます。

途中で止めれば、合計で6分に達するまでずっと使えます

幸い2部屋あるシャワー室が一部屋空いていました。
中に入って、カード読み取り機にカードを通すと、スタンバイOK。
これで6分間はシャワーが使い放題です。

中はいたってシンプル

シャワー浴び始めてから、石鹸とシャンプー忘れてきたのに気がつきました(泣)
この日は疲れていたんでしょう。しょうがないので、めいっぱいシャワーを浴びて、
身体をふいて出てきました。タオルは忘れなくてよかった・・・。
もっとボロいかと思っていたら、揺れるのを除いては(当たり前ですが)、
快適なシャワー室でした。みなさんも一度ご利用を。

ここでもホームからじろじろ見られました

すっきりして個室に戻ると、ちょうど大宮駅に着いた辺りでした。
この旅で何度目の大宮駅通過でしょうか。ホームはまだ帰りを急ぐ人でいっぱい。
ここから少し乗ってくる人もいて、車内は活気づきます。
せっかく持ってきたのでラジオのスイッチを入れ、流れゆく夜景を見ながら
焼酎と うにせんで晩酌開始です。

なぜか横に「ハルヒ」の文庫本(爆)

次の停車駅、高崎まで1時間以上停まりません。
時々雑音も入りますが、思っていたよりクリアなFMのメロディに乗せて、
安い缶焼酎の酔いが回りはじめました。この日は個室にはけっこう乗客が
あったようですが、みなさんさっさと休まれたようで、静かな車内でした。
絶え間なく聞こえる、少し小さいレールのジョイント音と、時おり車窓を流れてゆく、
駅の風景や踏切の赤いランプが、眠気を誘います。

急行「能登」が後を追ってきています

日付変わって0時半頃、高崎に到着。
さすがにホームに人気はありませんでした。
発車案内板に流れる「北陸」の文字をながめていると、列車はまた動き出しました。

このあとは、朝4時半過ぎの糸魚川まで、客扱いの停車はありません。
ラジオのスイッチを切り、枕を窓側に向けて寝そべりました。クッションも十分広くて
快適に眠れそうです。車窓に人家の灯りが少なくなり始めた頃、眠りにつきました。

一応読書灯も付いています

カーテンを開けっ放しにしていたので、
夜中に運転停車したときに目がさめました。駅名標を見ると「みなかみ」。
2時過ぎぐらいだったでしょうか。上越線の要衝、水上駅で列車は停車していました。

こんな夜遅くまでお疲れ様です

夜中でも煌々と明かりをともす、駅舎を眺めていると、
通路側からドドンドドンと大きな音が。何だと思い個室を出ると、
東京方面へ向かう貨物列車が入線したところでした。
人気のないホームに、「キキッ」というブレーキ音とともに停車した貨物列車。
こんな山の中で、人知れず物流を担っている鉄道に、敬意を表したいと思いました。
やがて「北陸」は水上駅を出発。2~3分ぐらいだったでしょうか。

幻想的に浮かび上がる貨物列車

そのあと目がさめたのは、富山に着く直前の車内放送。
結局5時間ほど眠りました。少し寝足りなかったのか、身体が重かったです。
5時半過ぎ到着の富山でお客さんを下ろし、列車は終着・金沢に向けラストスパート。

まだ薄暗い富山駅のホーム

上野で買ったシュークリームを朝ご飯代わりにモシャモシャ食べ、
顔を洗ったりしていると、最後の停車駅津幡を出発。少し曇った空の下、
列車は定刻通り、6時23分に金沢駅に到着しました。


乗客は足早にホームを後にしていきました

7時間ちょっとしか居られなかった個室を、名残惜しく出てホームへ。
寒い・・・暑いぐらいだった関東からの帰りだったからか、Tシャツに長袖一枚の
服装にはつらい寒さでした。この駅は高架だから、余計に寒く感じられました。
とりあえず前方に向かい、長岡で付け替えられた、交直両用機・EF81にごあいさつ。


赤い機関車にもこのヘッドマークは良く合います

ネットで調べていたら、となりのホームに同じく上野から来る
急行「能登」が入線してくるはずだったんですが、5分ほど遅れて入ってきたのは
ホームをはさんだ向かい側。並んだ姿を撮る予定が狂ってしまいました。
急いでとなりのホームへ行って、後ろ姿だけは抑えてきました。

何だかよくわからないツーショット

駅名標入れて撮るのを忘れるところでした(汗)

と言っている間に「北陸」が動き出しました。
次の特急列車のためにホームを空けたのでしょうか、追い立てられるように
京都方の留置線へと引き上げていきました。お勤めお疲れ様でした。

少しお疲れ気味に見える「北陸」

前にも一度乗ったことのある、急行「能登」も正面からパチリ。
前に乗ったときは白+赤青の通称「白山色」でしたが、いつの間にか
国鉄色に塗り替えられていました。とりあえず言っておきましょうか。

「能登かわいいよ能登」

某巨大掲示板で流行っている、「~かわいいよ~」(真綾さんもよく書かれてますね)の
元ネタになったらしい、金沢出身の声優・能登麻美子さんをモチーフにした
急行列車です(ウソ)。
ファンの方もよくこの列車で金沢を訪れているとかいないとか。

七瀬成恵

こんなのや、

閻魔あい

こんな作品の主役を務める方です。私は後の印象が強烈で・・・。

少し脱線しましたが、このあと一度改札を出て、京都までのきっぷを
買い直しました。最初は普通列車を乗り継いで帰るつもりでしたが、
少し疲れたので、100km特急券で一番長く乗れる、武生まで
特急「雷鳥8号」を利用しました。「雷鳥」には昔家族旅行でよく乗りました。
両親が山好きで、よく北アルプスに連れて行かれたので・・・結局息子は、
山よりも列車が好きになってしまいましたが。

こちらも昔ながらの国鉄色


けっこう傷みが目立っていました。もうすぐ退役するよう、これでお別れでしょうか

そのあと普通列車を乗り継いで、京都にお昼前に到着。


武生駅に入線する、こちらも引退間近の475系

少しスケジュールを詰め込みすぎた旅行でしたが(最初の目的は
川口のイベント参加だったんですが・・・
)、真綾さんにも無事会うことが出来たし、
いろんな列車にも乗れて、なかなか楽しめました。
真綾さんはこれから「レ・ミゼラブル」の本番が控えているので、
しばらくの間は会えないかなあ。ミュージカルを観に行く余裕は・・・機会があれば
一度行ってみたいんですが。とりあえず長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。


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