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番外 秋の「秒速」「雲のむこう」ロケ地補完計画 [はるばる来たねロケ地巡り(秒速5センチメートル)]

「夏のマンガ祭り」もまだ完結していませんが(「おねがい」シリーズの
キャプチャが間に合いません・・・
)、先週サッカー観戦のついでに
東京方面へと足を運んだので、夏に撮り逃したロケ地を
ちまちまと回って参りました。

まずは定番、新宿駅周辺から。
「東京メトロ・都営地下鉄一日乗り放題きっぷ」なるものを買ったので、
前夜の宿泊地・赤羽から、わざわざ地下鉄を乗り継いで、新宿まで移動。
大江戸線・新宿駅から少し歩いたところにある、サザンテラスへ。


夏に「ヨーグルッペ」を買った宮崎アンテナショップ・KONNEの軽食コーナーで、
「チキン南蛮定食」(550円)を食べました。魚の南蛮漬けと同じ甘酢漬けの揚げ鶏肉に、
タルタルソースがかけてありました


ブログの常連の方から、「秒速」第3話で明里が恋人と待ち合わせた
ときのようなイルミネーションがあるという情報をいただき、撮影してきました
(JR新宿ビル前、劇中ではタカシマヤタイムズスクエアが見えるので、逆方向でしたね)

サザンテラスを下り、新宿1号踏切を再訪問。
どうしてもこのアングルで撮りたかったので。


微妙に違いますが・・・お許しください(笑)

そのまま小田急に乗り、参宮橋駅へと移動。
このあたりのロケ地で唯一撮り逃がしていた、参宮橋3号踏切
撮影するためです(劇中では「参道3号踏切」)。
というか、ラストシーンにも登場するこの場所を撮ってなかったなんて・・・。

参宮橋駅を出て南に歩き、春にも撮影した参宮橋1号踏切を渡り、
そのまま大通に沿って歩いていくと、オリンピック記念青少年総合センターが
見えてきます。そのあたりで再び線路沿いに進む路地を入ったところにありました。


やっぱり電車が通り過ぎる瞬間は、あのシーンを思い出してグッと来ます


通過した電車は、なんと7000形ロマンスカー(しかも1編成しかない旧塗色復元車)

踏切を渡った反対側からも撮影。ここも劇中で登場しましたね。


クルマがやっと1台通れるかどうかの狭い踏切です、撮影の際はご注意ください

劇中でも登場した、明里と貴樹がすれ違う、真上からのアングルも
撮りたかったんですが、どうも踏切の近くにあるマンションから撮ったようです。
さすがに立ち入るわけにもいかず、ここで撮影を終了。


この轍のように、二人は同じ方向を向いていながら、
ついに結ばれることはありませんでした


電車が通り過ぎたあと、踏切の向かい側に明里がいないことを悟った
貴樹の表情が、何かから解放されたようなのが救いです

新宿駅に戻り、次の目的地・池袋に向かうため山手線ホームへ。
さすがに新宿~池袋を丸ノ内線で移動するわけにもいきませんし(笑)。
山手線15番ホームからは、第1話で貴樹が終電車から見た光景を
望むことができました。


1~2号車、ホームのかなり端の方からのアングルです


ホームからは今や風前の灯火の201形中央特快も見ることができました

池袋に行ったのは、「雲のむこう」のロケ地を撮影するため。
ホームをずっと南方向へ歩いていき、メトロポリタン口から出たところで、
この風景に出会うことができました。


南向きなのに蝦夷の塔が見えるなんて(笑)この日はあまり空気が
澄んでいなかったので、もやがかかったようになっています

つづいてメトロポリタンプラザの下にある、東武東上線のりばへ移動します。
普通列車に揺られ、2駅先の下板橋駅に行くはずでしたが・・・。

東上線初乗車です

何を勘違いしたのか、「下板橋」ではなく、その4駅先の「上板橋」で
下りると勘違いしていました。下板橋を出てすぐに、ロケ地になった踏切が見えたので、
次の大山駅で引き返し、事なきを得ましたが。


帰りの新幹線の発車時刻が迫っていたので、焦っていたんでしょうか

下板橋駅では、駅前の踏切を撮影。
ここは東京に来た貴樹が、ガールフレンドとの帰り道、
前線へと輸送されていく、90式戦車搭載の貨物列車に出会ったところです。


見事に雰囲気が変わってしまっていました(泣)、踏切を渡ったところのコンビニがなくなってたり、
踏切にアーチ状の警報機(事故が多いんでしょうか)が追加されていたり、
もうロケ地とは呼べないかもしれませんね・・・


もちろん現地の人たちには、道もきれいになり良かったと思います

東京駅へと戻るタイムリミットが近づいてきたため、
本当に踏みきりだけ撮影して撤退。最後は少し残念でしたが、
おおむね効率的に撮影できてなかったところを回れて、有意義な一日でした。


快晴だったこの日は、夕焼けの色もきれいでした


かわいらしい下板橋駅の駅舎

本来ならこれで「秒速」「雲のむこう」ロケ地巡りは終わろうかと
思っていたんですが、10月に思いがけず転職が決まり、
12月の頭に長い休みがとれそうです。そこで長きにわたった
このシリーズのフィナーレを飾るべく、

種子島遠征

を決行することにしました。すでに往復のきっぷ(かなり複雑なルートですが)や
島内の宿、レンタルバイク(カブを借りられました)などおさえました。
あとは天気にめぐまれ、劇中にも登場した抜けるような青空と、
満天の星空
を拝めるよう、祈るのみです。お楽しみに。


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す~

はじめまして。

秒速関係のサイトを巡っていて、ここにたどり着きました。
記事の方、とても楽しく読ませていただきました。
おかげで鉄道にも興味が。。。
これからも、体調に気をつけて頑張ってください!

種子島遠征の記事、楽しみにしてます。
by す~ (2007-11-20 22:33) 

tank

コメントありがとうございます。

新海監督の作品は、「雲のむこう~」のときから好きで、
あの美しい映像に魅せられた一人です。
幸い鉄道や写真の知識が多少ありますので、
自分の得意な分野で新海ワールドに迫れれば・・・と思い
このコーナーを始めました。気に入っていただけて嬉しいです。
鉄道は、新海監督が学生時代、出身地の長野の小海線に
乗って通学していたと、「雲のむこう~」のパンフレットかなにかで
読んだことがあります。やはり思い入れがあるんでしょうね。

種子島遠征、準備がかなり大変でしたが、なんとか
行けそうです。楽しみにしておいてください!
by tank (2007-11-20 22:59) 

八王子のおじ

私も楽しみにしています。
by 八王子のおじ (2007-11-21 22:17) 

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