閉鎖空間はあの山の上に その3~ 甲陽園駅~苦楽園駅 [はるばる来たねロケ地巡り(涼宮ハルヒの憂鬱編)]
桜の季節は、毎週末ごとに撮影に行くので、
ブログの素材は貯まるのですが、アップする時間がなかなか取れません。
西日本の桜はほぼ終わりに近づいているので、やっと一息というところですね。
今年は予告していたとおり、
・西宮北高
・夙川公園
に加えて、1~3月に放映されていたアニメ「true tears」の舞台になった、
・富山県高岡市
・富山県南砺市(城端、福光)
にも忙しい合間を縫って行ってきました。順次アップしていきますので、お楽しみに。
阪急甲陽線で活躍中の6000系、3両編成でワンマン化改造が施されています
甲陽園駅近くのロケ地の存在を忘れ、調子よく甲陽線の電車に乗ってしまいました。
とりあえず次のロケ地、苦楽園駅下りてすぐの夙川公園に向かいます。
劇中でも登場した、阪急6000系にのんびり揺られて2~3分で到着です。
関西人にはなじみの深いグリーンのモケット、落ち着きます
戦前は温泉が湧く保養地として、戦後は高級住宅地として
阪神間では有名な苦楽園。その玄関口として、そして夙川公園のど真ん中に位置する、
環境の良い駅でした。駅の出口を出ると、すぐ横に夙川にかかる橋が見えました。
苦楽園の中心部には少し遠いですが(北高に行くときに下りたバス停が本当の玄関口)
この日は暑いうえに、この時間ぐらいから雲が出始め、
撮影には最悪の条件になってきました。まあ屋外の撮影なので、致し方ありませんね。
ここでは、木洩れ日なども撮影したかったんですが・・・。雰囲気だけでもお楽しみください。
夙川公園と言えば、やはり桜、夙川にかかる橋にも桜の花が
多数おられる、「ハルヒ」ロケ地探訪をされている方々にも、正確な場所が
特定できていないらしい、夙川公園のロケ地。行ってみると、確かにどの場所も
劇中に出てきているような気がして、狙いが絞りきれません。
家に帰って、もう一度DVDを見直しましたが、やはりよく分からず。
撮影した中から、一番雰囲気が近いものを選んでみました。
川沿い、木陰ということもあって、この時期(7月)でもけっこう涼しかったです
ここでもまだ甲陽園駅の撮り忘れロケ地に気がつかず、
甲陽線の終点・夙川まで行き、神戸本線で三宮まで行ってしまいました。
センタープラザ西館で買い物中に思い出し、また神戸本線→甲陽線と乗り継いで、
また甲陽園駅に舞い戻りました。まあ暑い時期ですから、こんなこともあります。
甲陽園駅を出て最初にさしかかる踏切、「水道路踏切」です
ハルヒとキョンが、SOS団を結成してすぐのときに、
下校途中通った踏切のモデルになりました。劇中ほぼそのままです。
世界の中ではほんのちっぽけな存在の自分に思い悩み、
閉鎖空間を生み出しまくっていた時期の、ハルヒの姿が思い起こされます。
踏切を渡り、斎場の前の歩道から撮影、6000系がゆっくりと通過していきます、
この踏切は前後がカーブで通しが悪いうえ、狭いのでスピードは出せません
これが鉄道ファンの間で物議を醸した、劇中の電車通過シーンです、
わざわざこのシーンの電車のスピードを調べた人がいて、それによると
この曲線区間でこのスピードで走ると、確実に脱線して住宅地につっこむそうです(笑)
この踏切は都市計画道路にひっかかっていて、廃止が検討されているそうです。
確かにここは電車の通過速度が遅いうえ、交差する道路も広いとは言えず、
朝夕のラッシュ時は渋滞必至の踏切です。このあたりは、高級学園都市のため、
道路や鉄道を高架にすると景観が悪くなるので、鉄道を地下に潜らせる案が
検討されているようです。ただ踏切の周辺に「都市計画道路反対」の
看板が見えたように、住民の反対があり、計画は遅々として進んでいない模様。
地元の交通問題は深刻ですが、当面この踏切がなくなることはなさそうです。
このときは踏切周辺で道路工事が行われていて、かなり撮影しづらかったです、
現在は終わっていると思いますが・・・
何本か列車の通過シーンを撮影しましたが、
周囲の交通量がけっこう多いので、なかなか思い通りのシーンが撮れません。
画角の狭いコンパクトデジカメの限界を感じたシーンでした。
ここはまた、一眼デジカメでリベンジしたいと思います。
単線の甲陽線ですが、思ったよりは電車の通過本数が多いです、
それにもましてクルマの通行量が多いので、撮影にはじゅうぶん注意してください
この踏切は、甲陽園駅から、苦楽園口に向かう線路に沿って、
10分ほど歩いたところです。高校や住宅地がひろがる、とても閑静なところです。
間違っても騒いだり、狭い道路にクルマを停めて撮影などしないでください。
踏切から甲陽園駅へ戻る道中、ここも劇中で登場しました
踏切と甲陽園駅の中間地点で、思いがけずロケ地を発見。
長門有希が暮らしている(朝倉涼子も住んでいた)、高級マンションです。
ただここは普通に住民の方々が行き来する、普通のマンションなので、
過度の撮影や、まして中に立ち入るなどの行為は、絶対にやめましょう。
ハルヒは劇中で、前の人が開けたオートロックのドアに足をはさんで、無理やりマンション内に
押し入りましたが、あれはもちろん犯罪です、住居不法侵入ですよ
(このマンションがオートロックかどうかはわかりませんが)
コンビニ弁当を買って帰宅した有希と、ハルヒ・キョンが顔を合わせたシーンの、
バックの壁はこのマンションのものだったんですね。怪しまれないように急いで撮影。
公園や神社なんかでは、わりと普通に撮影できるんですが、
こういう普通の建物を撮影するときは、緊張します。
劇中でも印象的なシーンだったので、すぐにわかりました
無事にロケ地の撮影を終え、本日3回目の甲陽園駅ホームへ。
強制ハイキング+高級住宅地+神戸で買い物の組み合わせは、なかなかしんどかったです。
あと、ハルヒのロケ地へは、夏以外に行くことをおすすめします。
北高の生徒の皆さんは、本当にこんな坂道を、毎日通っておられるんですね。
私なんぞ、一日通っただけで、筋肉痛と疲れで、次の日は一日グッタリしていました(笑)。
極端に細い甲陽園駅のホーム、最終話でキョンが寒さに震えながら
電車を待つシーンで登場しました
このあと阪神尼崎駅前の商店街にも立ち寄りましたが、
そちらは整理ができてからアップしたいと思います。
次回は、もう散ってしまいましたが、先日撮影した、夙川公園の桜並木の様子を
アップしたいと思います。おたのしみに(つづく)。
阪急電車で京都へ戻ると、ちょうど祇園祭の宵山と重なり、
大混雑のまっただ中に出てしまいました、おかげで歩行者天国になった
四条通を撮ることができましたが・・・
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