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生で「おはらっき~!」を聞けた 「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in鷲宮 訪問記 [はるばる来たねロケ地巡り(らき☆すた編)]

「銀河」乗車を終え、都内に住む両親の家に荷物を置いて横浜へ。
そのあと浦和レッズ・横浜の悲劇を目撃したわけですが、それは
軽く省略ということで・・・(泣)。

傷心のまま渋谷で酔いつぶれ、何とか両親宅に帰り着いた翌日。
東京から乗車する寝台特急「はやぶさ」の出発までは、まだ時間があります。
京都を出発する前に、どこか行くところがないか調べていたら、
ちょうど12月2日にありましたありました。


赤羽駅で最新型お召し電車(団体列車にも使うそうです)E655系が通過していきました

~「らき☆すた」のブランチ&公式参拝in鷲宮~

知らない方には、本当に何のことかさっぱりわからない行事ですね(笑)
「らき☆すた」をご存じの方は多いとは思いますが、私の好きな「涼宮ハルヒの憂鬱」で
アニメ界を席巻した京都アニメーションが、角川書店と再びタッグを組み、
月刊「コンプティーク」などに連載中の4コマ漫画を、アニメ化した作品です。


久喜まで宇都宮線に乗車、ここで乗り換えです

放映開始当初は、監督が急きょ降板したり、「ハルヒの二番煎じ」などと
前途が危ぶまれた「らき☆すた」ですが、中盤以降オリジナルストーリーで
テコ入れしたり、CDやラジオなどとも連動させ、2クールを走りきりました。
私はリアルタイムで観られなかったので、
レンタルでストーリーを追っている最中です(いつも貸し出し中ですが・・・)。


劇中でも「糖武鉄道」(笑)で登場している、東武伊勢崎線に乗り換えます

全部見終わったわけではないので、
本作への私の評価はまだ定まってはいませんが、
「2007年の最高傑作アニメ」との評価も多く聞かれる「らき☆すた」。
その中で登場する、二卵性双生児の人気キャラ、
柊かがみ&つかさの実家が、今回のイベントのある鷲宮神社
モデルにしています(オープニングシーンなどに登場)。


久喜から一駅乗ると、もう鷲宮駅に到着

放送開始直後から、鮮烈なオープニングアニメ(「ハルヒ」といい、京アニの作品は
掴みが良いですね)に登場する舞台を見に来るファンが続出。
人口3万5千人、一時間に2~3本しか電車が来ない、のどかな環境の
鷲宮町の人々は、見慣れぬアニメファンの来訪に驚き、同時に思いました。


乗車した電車は、これまた劇中で登場の東武10000系でした

「このファンの熱気を何とか町おこしにつなげられないか」と。

放映開始から5年以上経っても、いまだに巡礼者が訪れている、
「おねがい」シリーズの舞台・木崎湖周辺など、例外もありますが、
アニメ作品の「聖地巡礼」を活用している地域は、皆無に等しい状況です。


駅の自由通路に、ご親切に看板が(このあと至る所で目にしました)

そんな中、発売元の角川書店の協賛もとりつけ(紆余曲折はあったようですが)、
出演声優さんや原作者の方まで呼んでしまうとは、見事という他ありません。

イベントの告知自体が、直前だったため、成功が危ぶまれていたそうですが、
鷲宮駅に来てみてびっくり。


電車が着くたびに、駅から延々はき出されていく人、また人(案内看板は不要でしたね)

某巨大掲示板では、「すでにブランチの整理券は配布終了」などの
情報が書き込まれ、この駅の盛況ぶりから見て、とんでもないことになる予感が。
ともかく駅から徒歩10分のイベント会場、鷲宮神社を目指します。


こぢんまりした鷲宮駅、宇都宮線の東鷲宮駅なら知っていますが、
「らき☆すた」がなければ、一生訪れることはなかったでしょう

神社までの道には、歩道もなく危険でした。
そこを大勢のファン達が我先に歩いていくため、
事故など起きないかとヒヤヒヤしました(起きなかったようで安心しました)。
人の流れに身を任せて歩いていくと、やがて立派な石碑が見えてきました。


ここから神社の参道になるんでしょうか(ここまでは割と落ち着いてました)

石碑の横を通り、見覚えのある鳥居が見えた途端、
車やバイク、人の流れが全て滞りだしました。
よく見ると、鳥居の足元付近から、先が見えないほどの人だかりが。
イベントは開催されますが、一般の参拝客の来訪を禁止するわけにもいかず、
事情を知らない一般の方が、唖然として境内へと入っていきました。

どうやら鳥居に向かって左側に、参拝者用の駐車場があるよう。
警備員さんや、埼玉県警のお巡りさんまでが狩り出され、
神社前にたむろうファン達がひき殺されないよう、必死で誘導にあたります。
物販の列も、境内に入る列もどこから続いているのかわからず、
とりあえず鳥居の前で私も待機することにしました(何があるのかもよくわからず)。
この時間はまだ物販に並ぶ人が多かったのか、最前列に陣取ることができました。

時計をみると、お昼の12時前。
早朝から集まったファンによって、秒殺されたブランチ(限定200名)
供されている、鳥居向かって右側の「大酉茶屋」さん。
普段は地元の特産品や、飲食メニューを販売されている施設ですが、
この日ばかりは、おびただしい数の「らき☆すた」ファンに取り囲まれています。
みなのお目当ては、イベントに駆けつけてくださった、
出演声優4人の方々です(小神あきら様、白石みのる、柊姉妹)。

イベントの告知ページには、

「※
ゲストの4人及び美水先生は、ブランチタイム中に、出演予定。
 いつ出演するかは未定

としか書いていませんでした。通りに面した茶屋の縁側には、
カメラマンが大勢陣取り、中の様子をカメラに収めているので、
どうやら中に声優さんたちがいらっしゃるようなんですが、
結局よくわからないまま、1時間経過。その間にも、人はどんどん増えていきました。


一応劇中に登場したアングルで撮ってみましたが・・・人大杉(苦笑)


集まった人の暇つぶしになるように、との配慮なのか、
「らき☆すた」のゲームソフトのサンドイッチマンが登場(しっかり宣伝になってました)

1時間ほど経過したとき、中から見覚えのある方が登場。
白石みのる役、「涼宮ハルヒの憂鬱」の谷口役で一躍有名になった、
白石稔さんでした。なぜかエプロンと三角巾を頭に巻いて登場。
中で家庭科の授業でもしているのか?と誤解しそうですが、
ブランチで訪れた方に、声優さん自ら接客していたんです。
何かイベントが始まるのかと思いきや、
大勢集まってくれたことへのお礼と、もう少しお待ちください、という
お詫びのメッセージでした。めちゃくちゃ腰の低い方です。
すると中からまた聞き覚えのある声が。


地元商工会の方々(蛍光ジャンパー着た方々)が、交通整理や警備をされてました、
この頃から、騒ぎを聞きつけた地元の一般の方も見物に

「白石、白石~、白石~!!! 

アニメそのまんまのお声に、集まったファン達大爆笑。
14歳のスーパーアイドル、小神あきら様(イベント告知ページでも一人だけ「様」付け)
を演じる、今野宏美さんです。 小柄で大変かわいらしいお方で、
それまで存じ上げなかった私はてっきり、駆け出しの声優さんかなと思っていたら、
帰って調べてみると1975年のお生まれ!何と私より年上ではないですか。
人は見かけではまったく判断できませんね。


茶屋の前の掲示板には「徹夜禁止」の貼り紙が(ほぼ守られたようです)、
その前にあるのが除幕前の大型絵馬

「声優さんは撮影禁止です!」と商工会やボランティアの方が
メガホンで叫びながら回っていました。それでもデジカメや携帯で
勝手に撮る輩続出。最近のイベントはみんなこんな感じでしょうか。
今回ただ一つ残念な出来事でした。

ということで、イベントが始まってからの写真はないんですが、様子だけでも。
茶屋の前で待ち続けて2時間近く経ったころ、茶屋の前に毛布にくるまれた
大きく重そうなものが、大人4人がかりで運ばれてきました。
そこで前述のお二人に、柊かがみを演じる加藤英美里さん
柊つかさを演じる福原香織さんも茶屋の中から出てこられ、イベントスタート。
ここぞとばかりに、殺到するマスコミ各社(NHK、テレ玉、悪名高きTBSが
やって来ていました)。前に立たれて声優さんが見えません。


イベント終了後、声優さん達は「公式参拝」のため境内に移動

司会進行の白石さん(「激奏」に続いてお疲れ様です)が
一生懸命仕切ろうとしている横で、好き勝手するあきら様。
「歌え白石~」と集まったファン達を煽り(笑)、
見事白石さんに「もってけ!セーラーふく 曖昧サンシャインver.」を
振り付きで歌わせてしまいました。
盛りあがるファンと、何のことかわからずただ呆気にとられる地元の方。
意味がよくわからず、ただカメラを回すテレビ局。
混沌としていてなかなか楽しかったです(笑)。


つられてファン達も大移動、境内は土煙が舞って前がよく見えないほど

続いて商工会の偉い人が登場され、例の謎の物体の除幕式。
なんと特注品の大型絵馬(石版に柊姉妹のイラストが彫刻)でした。
その出来の良さと気合いの入れように、一同「お~!!!」と歓声。
イベント終了後は、境内に飾られるんでしょうか。それともあのまま?
心ない輩に盗まれたり、イタズラされないか心配ですが。

そのあとマスコミ撮影会を経て、声優さん達は境内へと移動。
茶屋でのブランチと、もう一つのイベント、鷲宮神社への公式参拝のためです。


境内はこの状態、みなどこで何があるのかわからず、右往左往

茶屋の前にいた大群衆も、ほぼそのまま境内に移動したため、
神社は一瞬にして大混雑。境内を眺めて回ろうかと思っていましたが、
もはやそんな雰囲気ではありません。人の波の進む方へと身を任せます。

ふと時計に目をやると、もうそろそろ都内に戻らないといけない時間。
公式参拝の見物はあきらめて、次いつ来られるかわからないので、
この夜からの旅行の無事を願って、お守りを買って帰りました。

神社には巫女のコスプレをした方も・・・この方は本物の巫女さんでした(笑)

帰り道は公式参拝に向かった人が多いのか、空いていて助かりました。
境内は関東最古の神社というだけあって、スギやイチョウの立派な大木がたくさん。
落ち着いたらぜひ再訪したい神社ですね。

各所で話題になっていた、萌え絵馬がたくさん奉納された場所。
本当にありましたね。殴り書きのようなイラストから、いったいどんだけ
手間かけて作ったんだという、立派なものまで、
数えきれません。
さかんにカメラが向けられていました。


「かみちゅ!」の舞台、尾道でも見ましたね、新しい観光名所です

神社の駐車場が物販のスペースになっていたようです。
すでに行列も短くなり(それでもこの時間でも延びていました)、
少しのぞいてきました。貼り紙によると、すでに特製マウスパッド
(ガラス製で1万円近くしたそうです)と特製桐絵馬付きストラップは完売。
ポストカードがまだ残っていたんですが、私のすぐ後で完売。
危ないところでしたね。書き下ろしイラスト入りのハガキが2枚と、
「らき☆すた」イラストコンクールの応募ハガキが入っていました。

よい記念品になりました


後日ヤ○オクで、とんでもない値段で取引されたようですね

さあ鷲宮駅へ・・・と思ってふと神社脇の雑貨屋さんをのぞくと、
こんなポスターを見つけました。 

なんと地元商店街の販促にまで、「らき☆すた」のキャラが使われていました。
A賞は商店街で使える商品券1000円分。地元民じゃないしなあ(笑)
この販促に飛びつくのって、たいてい地元以外のファンだと思うので、
もっと別なもののほうが・・・。


レジのおばさんは時ならぬ盛況ぶりに大忙し

店内はスクラッチカード目当て(決して賞品目当てではないように思います)の
イベント参加者で大混雑。私も夕方から乗る寝台車のおともにと、パンやおにぎりなど
物色しましたが、そういう類のものは、イナゴの来襲後のようにきれいさっぱり売り切れ。
幸い地酒と酒のつまみが残っていたので、565円分(笑)買ってきました。


無理やり500円を超えさせようと、1個50円のみかん(美味しかったです)まで買ってしまいました

どうにか大混雑する前に、鷲宮駅からの電車に乗ることができました。
久喜から乗ったJRの車内では、疲れたのか爆睡(これがその後尾を引くことに・・・)。
中央線沿線の実家に荷物を取りに行き、いよいよ東京駅発の「はやぶさ」へと乗り込みます。
次回からはいよいよ「種子島ロケ地遠征編」のスタートです。おたのしみに(つづく)。

 


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