「神々の集う夜に 乃絵の面影を探して」~城端曳山祭オフ第1部・宵祭見学会レポ [はるばる来たねロケ地巡り(true tears)]
「本当に集まるのか?」
疑心暗鬼でスタートさせた、城端むぎや祭オフ会が大盛況に終わってから約7ヶ月。
ふたたび城端の地に、「true tears」ファンが集う日がやってきました。
「城端曳山祭」
江戸中期より連綿と受け継がれてきた、伝統あるお祭。
その絢爛豪華な曳山がモデルになったシーンが、ttに登場して以来、
全国のファンの熱い視線が注がれるようになりました。
毎年5/4・5/5は、年に一度、城端の地に神々が集う聖なる二日間。
さあ、まずは5/4の宵祭の模様からお伝えすることにしましょう!
城端へはぜひ城端線で!
私は前日から京都を出発し、東京まで新幹線、上野から寝台特急「あけぼの」で
秋田へ向かいました。え、なんで富山とは逆方向に向かうかって?
鉄オタにそんなこと聞くだけ野暮ですぜ、ダンナ(笑)
秋田に早朝到着し、そのあと日本海縦貫線を、「いなほ8号」「Maxとき326号」「北越6号」と
乗り継いで、高岡駅に到着したのは16時過ぎ。
そのあと15分ほどで城端線に乗り換えるという、超絶ハード日程。
ちょっとでも乗り継ぎをミスると、オフ会開催に幹事が間に合わないという、
前代未聞の珍事になるところですが、時間通り到着。日本の鉄道はすごいな(笑)。
城端線の沿線は、まさに田植えの真っ最中。
ただGW中なのに、まだ水を張っただけの田んぼが多かったです。
ニュースでも「異常低温で富山の米がピンチ」とか言ってたので少し心配。
秋まき小麦の緑がまぶしい砺波平野。
初春(ういはるではありません。しょしゅんですw)の北陸には、
いつもホッとする景色が広がっています。
1時間弱で城端駅に無事到着。
数えてみたら、記念すべき10回目のご来城でした!
第1部「神々の集う夜に 乃絵の面影を探して」の参加者のみなさんが、
すでに駅前に集まっておられました。
第1部に集まられたメンバーは、なんと総勢22名(飛び入り参加含む)。
すでにこの時点で幹事の手に余る状態だったので、
「とりあえず城端の街中へ行きましょう。あとは自由行動ということで」
といきなり幹事の役割放棄(爆)あーどうもすいませんでした。
でも第1部はまったりゆったりと祭を見物するつもりだったので(本当です)、
これでいいんです。暗くなりはじめたところで、中心部へ向け移動。
ここからは幹事の行動のみをご紹介。
だってみなさん何してたのか分からないんだもの(笑)
御旅所になっている曳山会館の前では、ちょうど子どもたちによる奉納の舞が始まりました。
みんな巫女ルックに反応する反応する(笑)
なかなか厳粛な雰囲気でした。
この日のベストショット。同級生らしき男の子たちが、
「何だよ~カッコつけやがって」という感じを見せつつ、チラチラ
巫女姿の女子を見つめていました。いいなあ、青春だなあ、オイ!
5分ほどで舞は終了。
いつも城端に来て思いますが、ここの子どもたちは、
日常の中に祭や伝統芸能がある。都会生まれの私にはうらやましい限りです。
舞が終わってほっと一息の女の子たち。むぎや祭のときもそうでしたが、
私はこの一瞬緊張がゆるむ瞬間が好きです。
そのあとは、城端小学校の生徒さんたちによる、
曳山祭賛歌「城端祭」の合唱が披露されていました。
保護者のみなさんが、カメラを手にわらわらと前に出てこられたので、
こちらも退散することにしました。
すっかり暗くなった町内を、庵屋台が練り歩きます。
こちらは第3部でくわしくご紹介します。
この宵祭では、翌日曳山に載せられる御神像が、
町内の家々に飾られます。この家は「山宿」と呼ばれ、町内会ごとに輪番されます。
このお役目の家(何十年かごとに回ってくる)は、この日のために
障子を張り替え、畳を新調し、調度品を買いそろえて御神像をお迎えします。
こちらは先日「麦端踊り」を披露してくださった、西上町さんの御神像。
恵比寿様でした。鯛の尾頭付きもそなえられ、何とも豪華。
こちらは大工町さんの御神像。三国志でおなじみの、関羽と周倉です。
間近で観ると、その迫力に圧倒されます。
曳山祭の御神像は全部で6体。みな1700年代の末につくられたという、
大変貴重な文化財です。曳山祭自体も、国の重要無形文化財に指定されています。
現代まで受け継がれてきたこと自体がすごいことです。
明日恵比寿様が乗車する、西上町の曳山と庵屋台が展示されていました
私は宵祭への参加は初めてですが、いっぺんにひきこまれてしまいました。
もちろん5月5日の曳山行列もすばらしいですが、
神様をむかえる神聖で特別な夜、その空気が外から来た私にも
感じ取れました。御神像を間近で観られるというのもそう機会がないこと。
オフ会に組み入れて本当によかったです。
宵祭を20時過ぎまで鑑賞し、オフ会はいったん解散。
このあと高岡市内でおこなわれる、曳山祭記念の飲み会会場へ移動します。
解散と言っても、参加メンバーの9割が飲み会に参加する状態でしたが(笑)。
私は準急鷲羽さんのクルマに乗せていただき、高岡市内へ。
道中、「天地無用」の舞台探訪で崖からクルマで転落されたことなど、
貴重なお話を聞くことができました(笑)。みなさんも探訪中は交通安全で。
私はほとんど食べるヒマがありませんでした・・・
飲み会は昨年のむぎや祭オフ会と同様、
高岡駅前の「居酒屋たかまさ」さんで開催しました。
もはやこのお店も「ttファンの聖地」と化しているような・・・遅くまでやっていて、
個室もあるのでオフ会には都合がいいんですよね。
実は飲み会中は司会で忙しく、写真をまったく撮っていなかったことに、
翌朝気がつきました(爆)
参加者のみなさんからご提供いただいた写真とともにお送りしていきます。
もはやこのオフ会の旗印(笑)と化したttタペストリー
飲み会も総勢19人の参加と大盛況でした。
幹事が告知していなかったのに(宵祭が遅くなりそうだったので、あえて最初の
予定には入れていませんでした)、みなさんから「飲み会はないんですか?」と
質問攻めに遭い、急きょ開催を決定しました。
遅くから無理を聞いていただいた「たかまさ」さんにも感謝です。
新作タペストリーも初参戦
三笑楽の在庫が3本しかない(次からは箱で注文しておきましょう)というハプニングも
ありましたが、楽しく飲んで食べたあとは、恒例のttファン交流会。
と言ってもこの日は参加者が多かったため、自己紹介だけで閉店時間になってしまいました。
みなさんに城端歴(県外なのに10回以上来城されている方も)や、
作品との出会いなどを語っていただきました。
でもやはり盛り上がるのは、やっぱり「あんたが好きなキャラはだれ?」のコーナー。
例によって比呂美派 vs 乃絵派の抗争を、
脇から 愛ちゃん派 や 麦端高校女子バスケ部8番派
(何のことか分からない方は「麦端高校 バスケ 巨乳」で検索をww)、
三代吉愛してる派 や 背景にしか興味ない、誰だよこのキャラ派 が
あたたかい目で見守るという地獄絵図(笑)。
比呂美派の私としては、城端LOVEの高垣彩陽さんのおかげで、
乃絵派が勢力を拡大していたことに、少々危機感を抱いております(笑)。
だが私は比呂美を愛し続ける! 裏切り者には死を!!(ウソです)
参加者のみなさんの痛いグッズ各種!
あとは私が真希波・マリ・イラストリアスのクリアファイルを取り出したのをきっかけに、
なぜか痛いグッズが会場のあっちからもこっちからも登場(爆)
なぜBD-BOXが3つも登場する!
というか、ttオフ会なのに「けいおん!!」厨の多さには絶望した!
私のこの日のユニフォーム
何だこの「けいおん!!」グッズの数は!
しかもあずにゃん比率高過ぎだろう!絶望した!!
この日私の首からかかっていたもの
本当に絶望した!!!
ttファンとけいおん!!ファンは共通する方が多いことがわかりました(爆)
何はともあれ、みなさん本当に暑く熱く、true tearsに対する思いを語っていただきました。
長くなりそうだった方、途中で「この続きはラーメン屋で」と司会権限で話を打ち切ってしまい、
大変申し訳ありませんでした。
そのラーメン屋さんへ、飲み会が終わったあと移動。
高岡駅前の有名な屋台、「狸ラーメン」さんです。
ここももはやttファンの聖地ですな。
飲み会から8割ほどの人数が移動し、深夜0時過ぎだというのに
屋台の前は黒山の人だかり。屋台のおばさんは少々テンパってました(笑)。
私は飲み会であまり食べられなかったので、
醤油味のラーメンは美味しかった!
天ぷら入りの「狸ラーメン」は、食べたことが知られたらヨメに殺されそう
(太り気味なのを心配してくれているので・・・)だったので、普通のラーメンで自重しましたが。
屋台前をウロウロ~としていたネコ君。参加者に餌付けされてました(笑)
1時前頃まで屋台の前で語りあい、ようやく解散となりました。
翌日7時過ぎの「しらさぎ」に乗る方や、能登半島に出発する方など、
翌朝起きられるのか心配な方もいましたが、ここでオフ会から離脱される方と
お別れを言い合いホテルへ。泊まったのは、これまたttファンの定宿となりつつある、
「アルファーワン高岡」(他に「アルファーワン高岡駅前」に泊まった方も多数)。
さっさとシャワーを浴び、ベッドでくつろぎ始めたとたん寝落ち(笑)気がつくと朝でした。
次回は、
第2部「チューリップの花言葉は 愛ちゃんの”愛”」
~城端曳山祭オフ第2部・城端線移動オフ
の模様をアップします。長くなってすいませんが、もう少しおつきあいください。
5月5日の夕方、城端駅で声をかけさせていただいた、埼玉から来た会社役員です。
素敵な名刺をお持ちな方だなあと、思いつつ連絡が遅くなって申し訳ありません。
一昨年は雨で、今年は急用で、未だ宵の曳き山を観ることが叶いません。
富山には所用で何度か行くのですが、寝台特急北陸とニチマ倶楽部が消えたのが残念でなりません。
宴席では、みなさんとても楽しそうでしたね。
またお会いすることができたらうれしゅうございます。
by 埼玉の会社役員 (2010-05-17 00:37)